以前に自転車屋を開業するのにかかった金額は?という記事を書いたのですが、工具代についての部分があいまいだったので、改めて記事にしました。
ずばり、これだけの工具で、自転車店は開業できる。です。
これから自転車屋や自転車出張修理で開業を検討されている方、ぜひご覧ください。
(注)基本的には一般的な軽快車(いわゆるママチャリ)整備に使う工具に絞りました。スポーツ自転車用となってくると種類も金額も跳ね上がるので、そのあたりはHOZAN・PARKTOOLのHPご参考ください。
目次
それでは、よろしくおねがいします。
絶対に必要な工具
輪業ラチェット
これがないとはじまりません。自転車の車輪(ナット止め)を外すための工具です。前輪14ミリ後輪15ミリで一本のラチェットで両方に対応します。
締める緩める両方できます。14/15のコンビネーションは輪業ラチェットだけなので、他メーカーのもので調べたい場合は「輪業ラチェット」で検索すると出てきます。
タイヤレバー
自転車屋といえばパンク修理、必ず使います。実は100円ショップなどに売っているパンク修理キットに鉄製の小さいものがあり、それが最安です。店によりますが、2本のレバーが入っています。
こんな感じのものですね↓ぶっちゃけ100均ので十分です。
しかし、鉄製のミニレバーだけではだめです。必ずプラレバーのものも購入してください。というのも、材質によってはリムを傷つけてしまうからです。
シュワルベのタイヤレバーはタイヤをクリップする機能がついていて一番おススメです。
じゃあ、プラレバーだけでいいではないかと思ったかもしれませんが、プラレバーは割れてしまうことがあるのと、ノーパンクタイヤの交換時には薄型の鉄タイヤレバーでないと脱着できません。
バイク用の先端がヘラのようになったタイヤレバーがあると、ノーパンクタイヤ交換がはかどりますが、鉄レバーとマイナスドライバーで代用可能です。専用工具もありますが、必要ないでしょう。
あとは、ロングレバーはあったほうがいいですね。
私の持っているタイヤレバーたちの写真です↓
プラス・マイナス・トルクスドライバー
説明不要ですよね。自転車はねじの塊ですので、プラス、マイナスともに必要です。
どこでも売っているものなので、100均のものでも構いません。
が、せっかくなので、あると便利、ないと困るドライバーを紹介しておきます。
後子供載せの付いた小径自転車の3段変速ベルクランカバーを外すときに絶対必要です↓
電動自転車のバッテリー錠の取り外しに必要です↓
両方使えるラチェットドライバーもおすすめです。コーナンで買いましたが、メーカーがわかりませんでした。写真貼っときます↓
六角レンチ(1.5/2/2.5/3/4/5/6mm)
これも同じく絶対必要です。ボールポイント型かつサイズごとに色分けされているタイプがおすすめです。
PBピービー ボール付ロングレインボーレンチセットパックナシ 212LH-10RB
- 出版社/メーカー: ピービー(Pb)
- メディア: Tools & Hardware
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スパナ
必要なサイズは7,8,9,10,12,13,14,15,17,19
セットものを買った方が安くつきます。
8,10,13,14はラチェット式のものがあると便利です。
フレックスラチェットレンチセット 8~17mm 6点セット 72ギア/首振り機能 両用ヘッド スパナ ラチェットハンドル 板ラチェット 工具
- 出版社/メーカー: 万事商社
- メディア: その他
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14は薄型のものが必要です。deenというメーカーのものがめちゃくちゃ使えます。
品番はDNSS-1417 です。
これらはすべて消耗品なので、定期的な買い替えが必要です。
まだまだ続きますが、長くなってきたのでその2に続きます。
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