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クーリングオフって聞いたことありますでしょうか。そして、自転車はクーリングオフできるのでしょうか。
この記事では
▶ 自転車はクーリングオフできるのか
をまず回答し
▶ 返品に関する私の考え
を述べさせていただきます。
目次
クーリングオフとは
まず、クーリングオフとは…
クーリングオフ（英語: cooling-off period）とは、一定の契約に限り、一定期間、説明不要で無条件で申込みの撤回または契約を解除できる法制度である。
wikiからの引用のさらに一部だけ見ると何でもかんでも返品できるものと誤解してしまいそうですが、そんなわけありません。
しかし、そこは人類の多様性。自分の都合がすべてに最優先する人間がたくさんいます。例えば…↓
ゴミすぎぃ
— 脚踏車 (@cyclekaigyou) 2021年4月4日
>>電動自転車のクリーンオフできますか？2日前に購入しました。https://t.co/ev1s0h4UBb
2日前に購入しました。（10万くらいしました）
が、色々いやな事があり、返したくなりました。
今後10年くらいこの自転車乗るのいやになりました。
やばすぎ。嫌なことがあったから返したい。そんな馬鹿なことが通るはずありません。wikiの引用を続けます↓
消費者が自宅などに不意の訪問を受けて勧誘されるなど、自らの意思がはっきりしないままに契約の申し込みをしてしまうことがあるため、消費者が頭を冷やし再考する機会を与えるために導入された制度。一定の期間内であれば違約金などの請求・説明要求を受けることなく、一方的な意思表示のみで申し込みの撤回や契約の解除ができる。
クーリングオフ制度はどんな契約でも無効にできる魔法のような制度ではありません。クーリングオフは英語で表すと「Cooling-off」。つまり、「頭を冷やす」の意味です。
お店で買った自転車はクーリングオフできるかどうか
結論から言うとできません。
上のケースではお店に直接訪問し、自分の意思で自転車を選び購入しています。通販であっても同じです。
自分の意思で店（やネットショップ）を探し、自分の意思で購入を決めており、店が迫ったわけではありません。
不意を突いて契約を迫る訪問販売などと違い、しっかり考える時間があるため頭を冷やす時間は必要ありませんし、店側は取り消しに応じる義務はありません（不良品は除く）
▼クーリング・オフが適用される取引
1. 訪問販売2. 電話勧誘販売
3. 連鎖販売取引
⇒マルチ商法のひとつ。「ほかの人を販売員にするとあなたも収入が得られる」と勧誘し商品等を買わせるもの4. 業務提供誘引販売取引
⇒内職商法のひとつ。仕事を紹介する誘い文句で商品やサービス等を買わせるもの5. 特定継続的役務提供
⇒エステ、語学教室など長期・高額の契約を締結して行うサービス。6.訪問購入
※上記のうち、3と4については、クーリング・オフ期間は20日間。そのほかは8日間
もしも、返品したい場合はお店と相談してください。
クーリングオフが何でもかんでも一定期間内なら契約解除できる制度なら契約社会が成り立つはずがない。商売できんわ。
— 脚踏車 (@cyclekaigyou) 2021年4月5日
通販で買った自転車は返品できるかどうか
基本的には通販であっても不良品などでない限りは返品はできません。
ただ、絶対にできないかというとそういうわけでもなく、お店と相談になります。
返品対応は店側が損を承知でやっているサービスだということはもっと知られてもいい。
— 脚踏車 (@cyclekaigyou) 2021年4月5日
ユニクロなんかの大企業だと、「サイズ間違えて買っちゃった」みたいな明らかな客側のミスであっても返品を受け付けてくれます。
しかし、こういった対応は企業側のサービスであって、本来は受け付ける義務のないものです。
小さいお店は返品要求にどう対応すべきか
理不尽な返品を迫ってくる人は未来にわたってリスクなので損をしてでも出禁にする価値がある。出禁に応じてくれるなら返品に応じるメリットはある。
— 脚踏車 (@cyclekaigyou) 2021年4月4日
私は7坪の店で自転車屋をやっています。そして、売り上げも大したことありません。
ゆえにお客さん都合の返品によるダメージはユニクロの比ではありません。ということで先月もお客さんを一人出禁対応にしました。
「前の自転車に比べて乗りにくい」という理由で返品を迫られたのですが、返品を受け付けるので二度と来ないでほしいと伝えご了承いただきました。
二度あることは三度あるのことわざ通り、理不尽な要求をしてくる方は間違いなく同じことを繰り返してくるので心苦しいですが出禁対応しかないかなと思っています。
ご拝読ありがとうございました！
