しょぼ輪

しょぼい30代自転車屋のブログ

自転車屋運営:値上げしないのは正義か?値上げするのは不正義か?

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 どうも、しょぼ輪です。値上げの春がやってきましたね。

 

 今のところ上がった(上がる予定)は自転車本体、自転車パーツ、電気代、ごみ処理費などなど。

 キャッシュレス決済のペイペイもこれまで無料だった決済手数料が有料化予定(2021年10月以降)

 非常につらいです。コロナの影響で自転車や自転車パーツの供給も厳しく、欠品も相次いでいます。

 売るものがなくて資金繰りが苦しくなっている自転車屋さんもあるのではないでしょうか?特にスポーツ自転車の供給が厳しすぎて一年待ちというケースもあるとか...。

値上げするしかない現状

 これらの状況を考えると値上げするしかない現状です。

 開店から4年が過ぎ、これまでも原材料の値上げや消費税増税などのたびに値上げしてきましたが、パンク修理やタイヤチューブ交換(一般車用最安値のみ)の値段は据え置きでやってきましたが、そろそろ限界ですね。

 あとは、税金も今後上がることはあっても下がることはないでしょうし...。

値上げするのは不正義か?

 てなことをつらつらと考えているところにある記事が...。記事の内容は消費税総額表示に際して便乗値上げを行う企業があるので要注意的な内容でした。

 

 残念ながら記事が消えてしまったので、アーカイブから抜粋引用だけさせてください。

4月1日から価格の「総額表示」が義務化され、飲食、アパレル、スーパー、コンビニなどの小売店の価格が税込み表示に。なかにはドサクサに紛れて値上げする商品もある――。

 中略

給与が増えないコロナ禍での値上げは、庶民の感情を逆なでするもの。

  中略

価格改定に伴って値下げした企業の商品を購入するのもいい。ユニクロとGU(ジーユー)を展開する「ファーストリテイリング」は、およその税分にあたる約9%を値下げし、税込み価格を従来の本体価格に引き下げた。

(中略)

よいインフレでの値上げなら納得もするが、今回の値上げの多くはコロナ禍で減った利益を補うためのもの。ユニクロのような意欲のある企業は、むしろ応援したくなるものだ。

 この記事によると、値下げは意欲があり、利益を確保するための値上げは庶民の感情を逆なでするものらしいです。

 ただ、企業側も利益を出せなければ従業員の給料も払えないし、給料を上げることもできないわけで...。

 ユニクロ、GUの値下げのおかげで泣いている「給料の増えない庶民」がいるはずなんですが、応援したくなるんでしょうか。

 なぜ減少した利益を値上げで補ってはいけないのでしょうか。

気持ちだけで成り立ってる商売なんて脆すぎる

 利益を削って安価で商品を提供することを「意欲」だというのなら、その心意気が消滅したとき残るのは利益の出せない店と、破壊された相場です。

 そのあたりはこの記事に書きました↓

kyomu-cycle.hatenablog.com

 結論としては、企業もお店もフリーランスもその事業を続けていくことが第一であり、外野のつまらない精神論に惑わされずに最適なプライシングを行うべきだと思います。

 世間様が求める心意気に従って倒産しても世間様は特に何もしてくれないですからね。

 

ご拝読ありがとうございました!

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