統計を取ったわけではありませんが、自転車屋を開業した知り合いや仲間、その他SNSなどで知り合った自転車屋さんたちは大体、30代で開業している人が多いような気がします。
私も30代後半、アラフォーなわけですが、やはり体にガタはきています。もちろん、自転車屋の店主の皆さん、だいたい、どこかしら体にガタが来たり、壊したりしています。
というわけで、どのあたりがガタガタが来やすいか、そしてどう対応していくかを記事にしました。
不動のナンバーワン:腰
自転車はけっこう重たいです。電動アシスト自転車などで子供乗せが付いていたりすると40キロくらいになることもありますし、展示自転車の上げ下ろしも頻繁にあります。
私はなったことありませんが、同業者さんで腰を痛めている人がたくさんいます。
とくにぎっくり腰。これは予兆なく突然やってきます。
ぎっくり腰とは…
ぎっくり腰は、医学的には「急性腰痛症」といい、急に発症した腰痛全般を指します。前述した非特異的腰痛の腰痛症の一種です。ぎっくり腰を起こしやすいのは、「前かがみの姿勢」や「急に姿勢を変えたとき」。床に落ちた物を拾おうと腰を曲げ伸ばしをした、人に呼ばれて後ろを振り返ったなど、日常のわずかな動作がきっかけで起こります。
原因として、筋肉や骨、背骨のまわりの軟骨、椎間板のトラブルなどが考えられますが、画像検査を行っても映し出すことができないことが多く、ほとんどの場合、原因がわかりません。
魔女の一撃とも呼ばれる苦痛。本当に動けなくなるそうなので、働けなくなります。というか、動けなくなった人を何人も見てきました。
対処法としては、私はこういうのを使っています↓
なるべく中腰や前かがみの体勢を取らないのが重要ですね。一回腰を壊して完治した人は周りにいないのでとにかく予防していきましょう。
腱鞘炎(けんしょうえん)
腱鞘炎も職業病ですね。工具を使う機会が多いので修理が多い時期になると毎回なります。指よりも手首がなりやすい気がします。
腱鞘炎とは…
腱鞘炎とは、指を動かす際に重要な役割を果たす組織である腱鞘に炎症が起こり、指や手首に強い痛みや熱感を伴う症状のことをいいます。
対策としては電動工具を使うのがお勧めですね。特におすすめが電動ラチェットレンチです↓
他にも電動ドライバー、インパクトレンチなど安いものでもぜんぜん役に立つのでどんどん導入していきましょう。
こちらも一度悪くすると癖になるのでとにかく予防が大切です。
ご拝読ありがとうございました!