今回は私が買い集めた魅力的な自転車本を紹介していきたいと思います。
目次
ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門
ジャスト・ライド──ラディカルで実践的な自転車入門 (ele-king books)
- 作者:グラント・ピーターセン
- 出版社/メーカー: Pヴァイン
- 発売日: 2016/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
日本も安いママチャリの時代から脱し、最近では、少々値は張るが性能的に優れたスポーツバイクに乗る人たちの姿が日常的に見られている。気合いを入れて、ぴっちりしたレーサージャケットに、もっこりしたレーサーパンツ(通称レーパン)を履いて、ロードバイクを漕いでいる人たちの姿は珍しくない。しかし、それって本当に正しい乗り方なのか? ロング・ライドはどこまで健康に良いのか? ダイエットに良いって本当なのか?
ベンディングペダルにすれば引き足も使えるなんていうのは幻想だって? そもそも自転車を楽しむのに、なんで服からアクセサリー、細かいパーツまでプロの真似をしなければならないのか? 自動車を楽しむ人たち、スキーが好きな人たち、みんなプロの真似をしていないのに、なんで自転車乗り(バイクライダー)だけが何でもかんでもプロの真似をしているのか。それってどこかおかしくないかい?
著者はサンフランシスコの自転車メーカー、リーベンデール(Rivendell)の設立者:グラント・ピーターセンさん。
自転車をもっとカジュアルに楽しもうという指南書です。レーススペックの自転車に本格的な格好で乗らなくても自転車は楽しめるということを教えてくれます。
ただ、翻訳がガバガバで分かりにくい文章が多いのが残念です。
銀輪の巨人
自転車メーカーとして世界最強のポジションに昇り詰めた台湾の「巨大機械工業
(ジャイアント)」――。
率いるのは世界中で関係者からキングと呼ばれる創業者・劉金標。フレームの
世界シェアをほしいままにし、世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フラ
ンス」の制覇を繰り返し、伝統の欧米市場でも急拡大する中国市場でも圧倒的
存在感を示す。そんな彼らの実態に手練れのジャーナリストが鋭く深く切りこ
んだ一冊。
世界トップレベルの自転車メーカー、ジャイアント。その創業者キング劉さんへのインタビューも交えつつ、世界的に成功した秘密とに迫る名著です。
ちなみに、 劉金標さんの著書もAmazonにあります。和訳版は出てないみたいですけど。タイトルの「沒有唯一,哪來第一」はオンリーワンじゃなければナンバーワンになれない、みたいな意味です。
自転車物語スリーキングダム
世界最古の自転車をつくった江戸の日本人、自転車をステイタスにした財界人、業界の崩壊を支えた経営者…。中国の史書「三国志」になぞらえて描く、戦前の自転車興亡史
感想はこちら↓
続編も出てます。。
こちらは近代になってからの自転車史ですね。勉強になります。
プロジェクトPOS―ある事業部の挑戦
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