ヘルメット着用義務化は自転車店にとって商機か?
自転車ヘルメット着用義務化が来月4月から始まります。これは自転車店にとって商機でしょうか?
www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp
自転車ヘルメット着用が義務化されることで、自転車利用者の間でヘルメットの需要は確実に増えるでしょう。そう考えると、自転車店にとっては商機になる可能性があります。
ただし、ヘルメットは一度購入すると長期間使うことができるため、需要が一時的に増えたとしても、その後の需要減少が予想されます。
また、ヘルメットの価格帯も様々であり、低価格帯の商品も多数存在するため、需要の増加によって大きな利益が生まれるわけではないかもしれません。
実際、ワークマンなどもヘルメットの販売を考えているようで2000円を切る価格で出すようです。
(入荷情報その2)#ユーティリティヘルメット
— ワークマンプラス栃木バイパス店 (@workman0081) 2023年3月15日
アクションスポーツに対応したカジュアルヘルメットが入荷致しました‼️
ミリタリーテイストなデザインで安全基準も満たしたアイテムとなります♪
2色展開
税込価格1900円#ワークマン#ワークマンプラス#ヘルメット#スケボー#アクションスポーツ pic.twitter.com/uV2tihLyTJ
義務化で需要が急増すれば、価格競争になってしまうことは想像できます。Amazonでも送料込1000円未満で買えますし。
安すぎて草。現在送料込み890円。どういう仕組なんだよ。
— 腳踏车 (@cyclekaigyou) 2023年3月18日
自転車 ヘルメット 大人 軽量 通気 高剛性 ヘルメットロードバイクヘルメット サンバイザー付き 流線型 調整可能 アゴパッド付き 通勤 通学 大人用 男女兼用 脱着可能シールド バイザー付き ブラック https://t.co/IBR1ZHD3ru
そのため、自転車店が商機にするためには、ヘルメットを販売するだけでなく、ヘルメットのフィッティングやアフターサービスなどの付加価値を提供することが必要になります。
また、自転車店がヘルメットを販売するだけでなく、自転車利用者が必要とする様々なグッズやアクセサリーなども販売するのもいいかもしれません。
ヘルメット着用義務化によって自転車利用をへらすことを考える人も多くいる
上の記事を読んでもらうと、ヘルメット着用義務化により、自転車利用を減らすと答えた人が結構な割合でいることが示されています。それを考えると、自転車店にとって商機ではなく、むしろ長期的に見てマイナスな施策に感じます。なにしろ、自転車に乗らなくなったり、乗ることを減らす人が増えるのですから。
ヘルメットの着用には、費用や手間がかかることや、暑さや髪型の問題、また、自転車利用者にとっては自由な移動手段が制限されるという不便さもあります。
自転車店が商機を得るためには、新たな需要と顧客を開拓する必要があるのかもしれません。
しかし、ヘルメット着用義務化は自転車利用者にとっては、安全性が向上することが期待できます。交通事故による負傷や死亡を防止するためには、ヘルメットの着用は必要不可欠です。
そのため、自転車店にとっては、ヘルメット着用の義務化がマイナスの影響を与えるかもしれない一方で、自転車利用の安全性が向上することによって、長期的にはポジティブな影響を与える可能性もあるということが考えられます。
ご拝読ありがとうございました!
noteもやっています。こちらもぜひ!