先日みたネット記事で起業した人のうち20代の割合が9%とあって驚きました。平均だと43歳だそうで。起業も高齢化してるんですかね。
起業した人の開業時の平均年齢は「43.3歳」です。
年代別に見ても、「40代」が多く、初めて「30代」を抜きました。
起業する人の高齢化が進んでいることが分かります。
私が独立開業したのは33歳の時でした。そこから4年経ち、以前の勤め先の時よりは収入も上がり、なんとか生きていけています。
ときどき、もっと若いうちに開業したらよかったなと思うことがあります。そんなことを思っているとこんなツイートに出会いました。
放送作家のお客さんと独立時の話をしたが。
— 旅好き税理士 (@fx_travel) 2021年2月26日
若いときは絶対的な万能感がある。誰よりもいいものを作る自信。そのエネルギーが仕事を突き進める。失敗もあるがお金もないので致命傷を避けられる。ただ恥をかくだけ。
だから若いときに独立して突き進む方が成功しやすい。
ある程度の年齢になって起業すると知識や経験はあっても、絶対的なエネルギーは減る。だから知識や経験という資産を生かして、そこから派生する業務を考える。人脈も財産なので、同じ人脈で買ってもらえるものは何かを考える。
— 旅好き税理士 (@fx_travel) 2021年2月26日
税理士事務所のスタッフが社労士資格を取って独立なんていいパターン。
いいツイートですよね。
今私は37歳なのですが、今から新規開業しろと言われるとたぶん無理かもしれないと思うんですよね。やはり、体力・気力は20代中盤から30代前半が最盛期だったなと。
前職では新規立ち上げから参加していたので、創業期はそれはもうたくさん働きましたし、普通に生活できない(赤字で貯金減らしながら働きました)給料でした。
乗り切れたのは普通に若かったからの一言に尽きます。当時は実家暮らしでしたし、結婚もしてなければ子供もいません。
道楽丁稚奉公状態でしたがここで経験積んでいつか独立と考えていたのでそれなりに頑張れました。
この時の気力体力で開業していたらと思う反面、その時期に過ごした前職の経験人脈などのおかげでスムーズに開業できたのも事実なので、絶対若いうちに開業すべきだともならないんですが。
これから独立して事業をするなら。最初は自宅で始められる商売がいい。今はネットで売る方法もあるし、いきなり店舗だと固定費が高い。自宅に抵抗あるならレンタルオフィスを借りる。
— 旅好き税理士 (@fx_travel) 2021年2月23日
飲食だとカウンターだけか、立呑みの店からスタート。
まずは人を雇わず1人で始めてみる。
これも本当にその通りだと思います。起業というと何百万も借金を背負って不退転の覚悟で挑むもの、そうイメージする人が大半だと思うのですが、私は200万かからず開業しました。
どんな業種を選ぶかで変わりますが、そこまで深刻にならなくてもいいのではないでしょうか?ただ、失敗した時のリカバリーだけは考えておくべきですが。
ご拝読ありがとうございました!