しょぼ輪

しょぼい30代自転車屋のブログ

【読書】9月度 読んだ本とか漫画とか【2021】

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 いつもブログご覧いただきありがとうございます。しょぼ輪です。ワクチン2回目も打ちました。

 

目次

  

Ank : a mirroring ape

 今のところ今年ナンバーワンの小説かも。というほど小説読んでいませんが…。

 

2026年、京都で大暴動が起きる。「京都暴動=キョート・ライオット」だ。人々は自分の目の前にいる人間を殺し合い、未曽有の大惨劇が繰り広げられた。事件の発端になったのは、「鏡=アンク」という名のたった1頭のチンパンジーだった。霊長類研究施設に勤める研究者・鈴木望は、世界に広がらんとする災厄にたった1人で立ち向かった……。

 私が大好きな伊藤計劃先生の「虐殺器官」に似るところがあります。あと、「京都暴動=キョート・ライオット」の語感が最高ですね。

 

 それにしても、これほどの作品を書くためにどれだけの時間がかかったのだろうと思います。巻末に参考文献リストがあるのですが、それだけでもかなりの量。インプットあってのアウトプットと言いますが、作家さんはすごいですね。

 

夢をかなえるゾウ

 不快感のない精神論の本です。「ビジネスを成功させるためのマインドセット」を学べます。文体がちょっと気になりますが、古典になりうる本かなと思いました。

 

ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!? シリーズ400万部超えの第1弾、再単行本化!

 成功しやすい人間になれるよう習慣から変えていこう。それも少しづつといった本です。ガネーシャと主人公の漫才のような掛け合いで楽しく読めるのもいいですね。

 

サイクル野郎

 

サイクル野郎 大合本 1

サイクル野郎 大合本 1

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夕焼け番長」(原作:梶原一騎)、「チャレンジくん」の荘司としおの自転車旅行をテーマにした代表作、一挙刊行。

第1巻「日本一周旅行の巻」
人生の目標を持たずその日暮らしをしていた中学三年生・丸井輪太郎は、自転車レースに出場し、奇跡の同着優勝を果たす。この経験から、自転車のおもしろさを知った輪太郎は、日本一周2万キロの自転車旅をすることを決意。だが、それは中学生にはあまりに無謀な挑戦だった!

(原書:1974年8/1刊行)

 こちらはココナラで寄稿いただいた感想です↓

 

 私は小学校2年生の時、4歳上の兄が読んでいた漫画「サイクル野郎(荘司としお)」(全37巻)を読んで、私もいつか自転車で日本一周しようと思い立ったのである。
 この漫画の概要は、丸井自転車商会の息子「丸井輪太郎」と近所に住む寿司屋の息子「矢野陣太郎」が中学時代から自転車で日本一周することを約束し、共に高校入試に失敗して、中学卒業後、自転車で日本一周の旅に出るという内容である。

 行く先々でいろいろなトラブルに巻き込まれながらも、人々の世話になりながら、旅をするという毎回ハラハラドキドキするストーリーである。

 途中、2歳年上の秋田県出身の日高剣吾が加わり、旅を展開していくのである。彼らは、キャンプ、民家、駅や公園のベンチなどで寝起きしながら、旅のドラマを繰り広げるのである。
 私は中学生になり、本屋で本の表紙に自転車に乗っている一人の青年の写真が載っていた本を見つけた。平田オリザという人が書いた「16歳のオリザの未だかってためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本』という長ったらしいタイトルの本だった。

 内容は、平田オリザが高校2年生のときに、2年間休学して自転車で世界一周したというのである。私は、この本を読んで、「サイクル野郎」の主人公以上にすごいやつが現実にいることに感動し、私も高校になったら、海外に行きたいと思い立ったのである。
 早速高校に入ったら奨学金で留学しようと思い、当時伝統の高校留学機関「AFS」と「YFU」の試験を受け、最終的に「YFU」奨学生試験に合格することができ、高校2年生のときにオーストラリアに留学することができた。その後、高校3年生に東京都内高校生代表として米国NYに派遣された。大学時代に国際学生会議や日中学生会議に参加し、また東南アジアを旅した。
 大学4年生のときに、再びオーストラリアに行き、自転車でシドニーからダーウィンまでの旅に出た。シドニーから北上してニューカースル、そしてクイーンズランド州のゴールドコーストを目指して、ただひたすら漕いだ。途中辞めようと思いたったが、とりあえずブリスベンまで行こうと決心し、そこで自転車での旅を終えた。そこから、ロックハンプトン、タウンズビル、スリーウェー・そしてダーウィンまではバスでの移動となった。
 自転車でオーストラリアの海沿いを旅したことは今でも忘れることができない貴重な素晴らしい体験であった。また、今でも鮮明に覚えているのは、行く先々での宿泊先のYH(ユースホステル)である。水知らない私を心よくいつも笑顔で迎えてくれて、疲れ切った体を癒してくれて、また次に行く先の情報を得ることもできて、私にとってはオアシスであった。
 今では経験できない貴重な青春時代のよき思い出であるが、自転車を通じて本当にすばらしい体験をすることができた。
愛自転車「タカー」号、ありがとう!

 

 キンドルアンリミテッドで無料で読めるので読んでみようと思いました。

キンドルアンリミテッドで読める意識高い系の本たち

 最近、速読練習用に意識高い系のビジネス書もどきを読んでいます。月額払えば読み放題なので練習にもってこいです。

 

 他にも何冊か読みましたが、これらの本には特に感想はありません。ツイッターの意識高い系アカウントが発信している内容と大体かぶりますので既視感バリバリでした笑

まとめ

 先月に引き続き、電子書籍買いまくっているんですけど読むペースが追い付いていない現状です。古い漫画ばかり買っているので、あんまりレビューするものがない感じです。

 

 

 最近はずっとタブレットで読んでいます。大きい画面の電子書籍最高。オススメです。

 10インチタブレット最高です。Amazonセールだと本体のみは一万円切るのでセールの時に買ってください。

 

 ご拝読ありがとうございました!

 

 noteもやっています。毎日更新してます(2021年11月現在)

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